2006年06月13日

"Rebecca"/Rainbow Theatre

オーストラリアと聞くと昨晩の日本の敗戦を思い出すところでしょうか。ここでオーストラリアのバンドを出すあたり、その聴いた動機は対戦国だったからが半分。まぁこうした取り上げ方が出来るのも、ワールド・カップの出場各国(全てで無いにしろ)のバンドを聴き進める事もあるプログレだからこそとも思えるのです。

ファンタジー・オブ・ホーシズ
From "Fantasy Of Horses"(1976)

これを聴いたもう半分の理由はと言うと、最近正規盤のCDが発売されたらしいから。私の所有しているのは盤起しのブートということになりますか、最高にノイズ交じりです。オージーのプログレ作品としては名盤に数えられるらしいですが、音質のこともありほとんど聴いとりませんでした。

改めて聴いても音が悪いのが第一印象で、手元のは江戸川にブン投げて買い直そうかと思うぐらいだ。おっと肝心の曲ですが、割とラフな演奏のブラスがリードするクラシック下地のシンフォニック。各所でプログレの記号は押さえられてありますが、もろオペラなボーカルなどちょっとキツイかな〜何と言おうか、ジャケの油絵をじっと鑑賞させられてるような感覚。ちょいもたれる。

個人的に聴けるのは1曲目"Rebecca"。鋭いメロトロンから導入され、ブラスのソロが掛け合いジャズ・ロックっぽい感触も。

買い換えたらもう少し聴く気になるんだろうけど。うーんしかしそんな気にもなれないからしばらく寝かせておこう…
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2006年06月03日

「harvest rain(豊穣の雨)」/ZABADAK

遠い音楽
From 『遠い音楽』(1990)

たまたま点けたチバテレビの『ビデオ散歩』だかで香取神宮の映像とともにこの曲が流れてきた。この放送自体は数年前から繰り返しやっているらしいが、初見なのでちょっと驚いた。重要文化財のBGMとは何とも微妙な組み合わせだが…

吉良氏が考えるこの曲の似合う景色は「スコールの通り過ぎた後のバリ島のライステラス」らしいから、前述とのギャップは素晴らしいほど。どちらを想起させられるかといったら‥‥言うまでもないですね。しかしチャレンジャーなチバテレビの選曲センスはある意味誉れ。


楽曲の方はというと、上野洋子の広大な詞世界と幾重ものコーラスワークが結実したもの。しんみりを越えて忘却です。
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2006年05月31日

"Out Of My Book"/Van Der Graaf Generator

昨晩の事、どこから入ったのか部屋をハエが飛び回ってた。五月蝿いがこっちは鼻をかむ方が大事だから、しばらくの間無視。

そのうち壁に何べんもぶつかるので「蚊取が効いて弱ったかな」と地面に落ちたヤツを見ると、ハエではなく甲虫。8mmくらいでゾウムシかとも思ったが、頭が平べったくてフンコロガシみたいな体躯だった。詳しくは無いけど多分糞虫(アレを食す虫)の類なんでしょうか。コガネムシでそういうのがいるらしいし。

ガキの頃はともかく、今はだいぶ虫が苦手だなぁ。こういうのが入ってくるようでは夏が心配です。

The Least We Can Do Is Wave to Each Other
From "The Least We Can Do Is Wave To Each Other"(1970)

ブリティッシュ・プログレ、アナザー・サイドのキーパーソンとでも言おうか。ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターで御座います。2ndはまだ荒削りでなんつーか生々しい混沌が存在してるね。

荒海のようなアルバム中、叙情的な曲では"Refugees"が人気のところですが、"Out Of My Book"の方。個人的にはこちらの方が好みなのです。

最後までフルートがやわらかな外郭を作り出している。オルガンはチャーチ・オルガン的だけどゆるい感じでプレイ。ピーター・ハミルは優しい歌声で、叫んだりしませんがそこがよいですね。タンバリンも入って必要以上に和ませてくれる曲だな〜


自分で言うのもなんだけど、最近書くのは短い曲ばかりですね。どことなく弱ってるんでしょうか、復調せねば…
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2006年05月26日

"Lay A Little Light On Me"/Strawbs

風邪っぽいな〜てか風邪だな。

昨日は鼻水が止まらん鼻炎の症状だけだったのに(十分ヒドイが)、今日になってだるさに間接の痛みと本格的になってきよった。鼻炎用の薬を服用するも、相変わらず無尽蔵に出てくる。しかも片方からしか出ないのね、痛い…

Hero and Heroine
From "Hero And Heroine"(1974)

デイヴ・カズンズ主導のフォーク&ロックなバンド。このアルバムは統一感がありつつ、バラエティに富んでいるというか、粒より。そんななかの一曲。

微熱を帯びたエレピの温もりのある音色、非常に落ち着いた変化で盛り上がりを見せていく。とロック・バラードでありながらも真ん中で印象は変わる。次の曲にして最終曲の「ヒーローのテーマ」の重いテーマに移行、鍵盤も力強いピアノに。前半でのサビを織り交ぜながらも同じテーマへとスイッチする。

CDのボートラで入ってるこの曲のアーリー・ヴァージョンはロックンロールなノリで、ピアノもホンキートンクな感じ。収録ヴァージョンへの大胆なアレンジを思うと驚きです。

この曲を聴き、深く、重く横たわる…
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2006年05月25日

"The Flight Onward - Phases 1-5"/Isildurs Bane

昨日とはスウェーデン繋がりという事で、スウェーデンのプログレを幾つか聴いてみた。

透明度の高いサウンドに魅かれた一曲を。

マインド
From "Mind Volume 1"(1997)

イシルドゥルス・バーネ(巻き舌バンザイ!)はロック・バンドというよりは、音楽集団といった編成でフュージョンライクなシンフォを嗜む、シャープネスな奴らだ。アルバムはタイトルから分かるように、以降連作化するもの。

デジタルな音響にヴァイオリン、フルートも吹き荒び一本の道が見えるイントロダクション。木琴などパーカッションの効いた室内楽なアンサンブルに、テーマではシンセにブラスも顔を出し実に変幻自在な楽器構成だな。フュージョンにも寄る音は、セッション風味も加え進む。一つ外れると厳しい音になりそうなもんだが、軽快なシンフォニック・ロックを演りきっている。クライマックスはオルガンとギターが切り込まれ、緩やかに次曲へ向かう。

家具と音楽に、少しはお国柄を垣間見られたかな。
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2006年05月22日

"An English Western"/Greenslade

ふと、この曲のリフが頭に現れたのでチョイス。頭にこびり付きやすいのかも。

グリーンスレイド(紙ジャケット仕様)
From "Greenslade"(1973)

緑肌の魔術師がトレード・マークのグリーンスレイドさん。何となくですがこのキャラクター、アシュラマンを思い出しますね。(とくに2nd)

ギターレス、ツイン(ダブル)キーボードが冠詞の様に付いてるバンドですが、トニー・リーヴスとアンドリュー・マクローチのリズム隊が曲者揃いにさらに一癖といった感じ。

1stの2曲目でインスト、デイヴ・ローソンの脱力系ボーカルはありません。変拍子は中盛りでなかなかスリリング、開放的でほのぼのしたイメージも同居した面白い曲。震えるオルガンとエレビがユニゾンでリードしてますが、ベースと併走したり陰で鳴るピアノの音は聴き逃せないですよ。エンディングはメロトロンでもう一押し。コンパクトだけど、アイデアがあるね。

曲名が妙に納得の英国流ウエスタン・ミュージックといったところでしょうか。カントリーぽいものもあり、閉鎖空間から連れ出してくれる楽曲やね。
posted by へいずん at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Mood for a day | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

"Poland"/ZABADAK

一週間前、川崎のクラブ・チッタへとPFMのライヴ観戦に行って来ましたが、今日も是非チッタに行きたかった‥‥ザバダックのライヴ…

うまくいけば行けるかと思ったんだけど、結局ライヴ・アルバムで我慢する破目だ。最近活躍しまくる壷井氏のバイオリンによるザバダック、見たかった。というかまず一度、生で見たいよなぁ‥‥よし、次はきっと行こう、行けるようにしよう!(虚空に向かって)

live
From "Live"(1991)

一応説明すると、知る人ぞ知るZABADAKは、国内のアーティストを挙げろと言われたら真っ先に挙げるだろう存在。プログレばっか取り上げるここで話題に出る事からしても、少なからず要素はあると言っておきましょう。ライヴでキーボードが難波弘之氏だったりするが、特定の色眼鏡で評価する必要は無いのだ。日本のPop、かくあるべし!

自分的には、以前のデュオから上野洋子去りし後の吉良知彦ザバダックも魅力は不変。よって時間がかかってでもライヴに足を運びたいところ。ほんと、今日の文章は悔しさ満載だね!!

ザバのライヴといったら「ポーランド」なんでしょうねぇ。観客もリコーダー持参で演奏に参加するというインストゥルメンタルの代表曲。91年のライヴで聴いても分厚くも時たま音が外れるリコーダーの音が、えも言えぬ一体感として記録されている。

コーラスとヴァイオリン、マリンバらの歯切れのいい演奏に、フレットレス・ベースが終始引っ張る。名の通り、欧州の乾いた風を感じさせる異国情緒。トラッドへの憧憬は彼らならでは。


寂しく帰路に着く私、「ポーランド」の笛パートを口笛で吹いたり吹かなかったり…
posted by へいずん at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Mood for a day | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

"Can-Utility And The Coastliners"/Genesis

まだ明るい夕方、帰宅中の電車からは虹が見えた。首都高(?)の彼方にはっきりと足を着けていたけど、電車の中ほどからは全体を見る事はできなかった。

少しすると見失い、いま一度探していると後ろから「お、虹だ」と声が。どうやら今度は反対側から見えるらしい。気まぐれな虹もあったものだね。少し和んだ。

フォックストロット
From "Foxtrot"(1972)

著名盤の中の一曲。曲名は何の事か意味ありげで意味不明だけど、コーストライナーズはチーム名に使えそうな感じが良さげですね〜

アコースティック・ギターが奏でる水平線と、周りを泳ぐクラシカルなアンサンブル。メロトロンとギターが掻きむしる非常に冷ややかな印象のセクションなど、クールな風情を持つ曲でもある。各パートに聴き所大アリ!

アルバムでは続いてクラシック・ギターのソロ小品「ホライズンズ」〜大曲「サパーズ・レディ」と他には無いほど流れがいい。派手さも無いし作品中に溶け込み過ぎた曲とも思えるけど、品格醸す地味シンフォなのでした。
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2006年05月19日

「白唇」/新月

いやーヤバイですね〜

華の金曜だからって二次会まで行ってしまったが、明日仕事だしね。まだペーペーですから、ハイぜってえ疲れるね。

本当、これ書いてる場合じゃないな!

新●月●全●史(DVD付)
From 『新月』(1979)

日本のプログレです。自分は詳しくありません。聴き進めてないんです。好きか嫌いかとかはともかく、少なくとも俺的アタリ率は低いと頭の片隅にあるのが起因してる。最近になってちょこちょこ聴くようになったのは、環境の変化からかな。ちょっと強引。

先月、新月のライヴがあり、足を運びました。実を言うと全く音を聴いた事がなかったのだ!個人的には大層な冒険。まぁライヴについては時間が有ったら書きたいところ。

ここで取り上げるという時点で、気に入ったのかなぁと自分でもはっきり言えないが、この曲は雰囲気が良い。

ベースが前に出たイントロと、次ぐメロトロンで動と静を簡潔に表現。曲の流れは欧州の王道シンフォを数段遅くしたような印象だが、日本語に徹した詞の持つペースと噛み合ってる。サビのコーラスで厚みが増す。しかし起伏を作るのはあくまでベース。間奏ではストリングスのメロトロンを始めキーボード群が厳かソロ、白玉フレーズを多く配してるのは、装飾のいらないメロディー故か。

隙間に生じる空気、酔いをほぐす様な上昇シンフォ。
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2006年05月18日

"Punch & Judy"/Marillion

しばらくはペースをつかむために、その日気に掛かった一曲について書いていきたいと思う。

というかアルバムとしての完成度を求める(傾向の)ジャンル、一曲単位で評価してもいいじゃない。

これは半分ウソです、すんません。ある一枚に関して書き連ねるのはなかなか気合いが要るからね。好きで書いてるから文句無いけどさ。

破滅の形容詞(紙ジャケット仕様)
From "Fugasi"(1984)

いきなり日本では賛否の分かれそうなマリリオン、しかも話題に上りそうにない2nd。1stからの変化として、悲しみの汚名返上ドラマー(?)ミック・ポインターから鳥人イアン・モズレーに交代した。ミックのドラミングは決して合ってなかったわけじゃないが、ベテラン参入でお得感は間違いない。

アルバム自体、プログレを引きずったものにポップさが加わっていて、程よいバランスで並んでいるが、短めの「パンチ&ジュディ」がパンチの効き具合からして最高。

基本的に繰り返しで3分半なのだが、割とシンプルなリード楽器に一癖あるリズムが絡む。若干変態的なノリを漂わせつつ、極めつけにフィッシュの流れるような歌とシャウトがクセになる。「シャッシャッ」などと叫ぶやつはそうそういないね。だがそこがいい。

妙に脳内リピートされるサウンドなのでした。
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2006年05月17日

プログレ紹介日記〜風邪気味編

本日は非番だったので散策兼買い物に繰り出したところ、前日からのだるさに加わりのどの奥に異物感が。この症状が出た時は大概風邪なんだけど、手元に体温計がないから判断しかねる。

この数年間風邪という風邪はひいたことが無いと自負しているので、今回も明日になれば直ってるんだろうけど。


そんな虚ろな夜にHappy The Man/"Crafty Hands"
Crafty Hands

フュージョン系の音、しかしジャズ・ロックというよりはシンフォニック寄りの面持ち。聴いて思うのは、ありそうでないサウンドだという事。テクニカルな楽曲をさらりとこなしてしまい、ボーっとしてると聴き流してしまいそう。気の張り詰めたもの(!?)ばっか聞いてると新鮮かも。

ファンタジックで情景的、ここらはヨーロピアンな趣味にも思えるけど、アメリカの都会の街並みが脳裏をよぎる。いかにもアメリカンな音楽性ではないけど。"Open Book"中間でのトラッドなパートとか、また別の風景が流れ込んでくる。

今までイメージが定着しなかった作品だけど、聴き込み不足だったかな?再認識の良作です!
posted by へいずん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Mood for a day | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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