2011年09月04日

Progressive Rock Fes 2011, 2011/08/28, 日比谷公会堂

今年で第2回となる日本初のプログレッシヴ・ロック・フェスティバル。場所は伝統の日比谷野外音楽堂。

昨年はSteve Hackett、Renaissance、四人囃子という面々だった。今年も3組と同規模だが、各国からベテラン・アクトが集まった。


#1.Wishborn Ash

蝉とトンボが飛び交う中、ほぼ定刻通りWishborn Ash(以下アッシュ)の演奏がはじまった。

オリジナル・メンバー、Andy Powellの主催するアッシュ。
Andy Powell(g,vo)
Muddy Manninen(g)
Bob Skeat(b)
Joe Crabtree(ds)


オープニング、"The King Will Come"でねちっこく聴かせる。
続いて歌いたくなる"Warrior""Throw Down The Sword"

全盛期のロマンティックさは薄れているものの、その分ロックとしてのドライヴ感を増しに増した演奏。野外のオープンさ相まって昇華される。

MCから次の曲がコールされるは"Phoenix"
ラストは"Blowin' Free"、重くも爽やかなフレーズが夏空に舞う。

やはり『百眼の巨人アーガス』("Argus")がメインのステージ、プログレ臭かおる『巡礼の旅』("Pilgrimage")も取り上げて欲しかったところ。

結果的にだが、ライヴ の出来はアッシュが本日一番だった。本当に息の合ったジャム感覚のプレイは久しぶりだし、見ていて爽快だった。プログレかどうかなんて、このフェスには関係無かったんや!

チッタでの単独ライヴ、これは買いだったな……


#2.PFM

日が沈み、蝙蝠の姿もちらほら。続いてはイタリアから、Premiata Forneria Marconi(以下PFM)。他のバンドはクラブチッタでの単独ライヴがあるが、PFMはこのフェスの為に5年振りの来日。いいの!?

曲目はベスト・オブ・PFMで臨むとのこと。 "Is My Face On Straight"が入ってないとベストとは認めないよ?と無理を言ってみる。

今回の来日メンバーは、
Franz Di Cioccio(ds,vo)
Franco Mussida(g,vo)
Patrick Djivas(b)
Gian Luca Tagliavini(key)
Eugenio Mori(Violin,key)
Alessandro Bonetti(ds)


登場から『幻の映像』曲、"River Of Life"、"Photos Of Ghost"、"Il Banchetto"。特に冒頭曲ではライヴならではのハードさで、本来の叙情さえかき消す。

ベースの音とか滲む感じで、バランスが悪い音響だったか。キーボードが聴こえづらいし。

必殺の"Four Holes In The Ground"。近年はラスト・パートの立ち上が
りが恐ろしいほどゆっくりだが、そこからの急激な加速もまた威力大。

Franzがフロントに立ち、"Chocolate Kings"から"Out Of Roundabout"。ここらで音まわりにもまとまりがみられるようになる。

同じ演奏スタイルで"Harlequin"。後半のスリリングなインスト・パートが最高にかっこいい。Franzもドラムセットに向かい、叩き、叫ぶ。

"La Carrozza Di Hans"、"Impressioni Di Settembre"『幻想物語』 曲で会場を攻撃性と感傷に巻き込む、完全に環境が整った演奏だった。

ラストは"Celebration"で祭り。おなじみ観客煽っての「セ・レ・ブレイション」の合唱で野外フェスらしさで締めくくる。

秋には再度来日するPFM、ViolinにLucio Fabbriが戻るらしい。


#3.Kansas

いつの間にか闇夜となった日比谷野音が照らされる、ヘッドライナーのKansasが登場。

リンク:Kansas, 2011/08/26, CLUB CITTA'

一昨日のセットリストから"On The Other Side"と"Cheyenne Anthem"が省かれた。存在感のある曲が無い事で物足りなくなったものの、演奏の安定感は間違い無い。歌の調子は単独ライヴの方が良かったか。


開始より4時間強のフェスだった。

主催者サイドは来年もやるでしょうとの事。今度のイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルも含めて、日本のプログ・フェスは懐古的な向きだが。最前線に居る各国の若いバンドを呼ぶ事も今後期待したいね。
posted by へいずん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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